|
旋盤用バイトをある一定条件化で使用する場合を考える。
旋盤の切削音はバイトの磨耗幅によって異なり、切削音を
分析することで磨耗幅を推定することが出来る。切削音の
特徴をARモデルを利用して抽出する、正常状態において
切削音よりARモデルの係数を推定したところ次のように
求まった。

次に異常の可能性のあるバイトを使用した場合の切削音より
ARモデルの係数を推定したところ

となった。大恵、竹内、添田氏等は、この種のARモデルの
係数の差の重みつき2乗和

とバイト磨耗幅は図7・12に示すようにほぼ直線的関係が
あることを実験的に検証している、ここでQは
M×M次元の対称行列で重み係数行列、例えばQ=IM.
これよりマイクロホンにより非接触で切削音を検出する
ことにより、バイトの磨耗幅が推定でき、旋盤用バイトの
寿命予測が可能になる。

|