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生産システムの異常診断入門System Check

第47回 z変換

補3 z変換

連続的挙動を記述する方程式にはラプラス変換ℒが使用される。
連続関数y(t)の微分のラプラス変換は次式で与えられる。

146-1

ここではy0はy0=y(0)である、sは微分演算のラプラス変換である。
例えば

146-2

の方程式の解y(t)のラプラス変換Y(s)は、上式の両辺をラプラス変換して

146-3

となり、これより

146-4

と求まる。離散値的挙動を記述する方程式はラプラス変換の代わり
z変換ℒが使用される。y(k)を離散値時間関数としy(k+1)をz変換すると

146-5

ここで、y0はy0=y(0)であり、zはシフト演算のz変換である。
ラプラス変換におけるsとz変換におけるzとは

146-6

なる関係がある。ここでτは離散値関数の等サンプル間隔である。
さらにラプラス変換Y(s)、z変換のY(z)のフーリエ変換関数は、
それぞれs=iω(i=√-1)、z=eiωτとすることで直接求めることができる。
差分方程式

y(k+1)=ay(k),y(0)=y0

の解は次のようになる。

y(k)=aky0

一方、上の差分方程式のz変換は次のようになる。

zY(z)-zy0=aY(z)

これよりy(k)のz変換Yz)は

146-7

したがって、上差分方程式の解y(k)=aky0のz変換は

146-8

となるし、

146-9

のz変換y(k)はy(k)=aky0となる。
このことより次の変換関係を持つ。

146-10

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