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生産システムの異常診断入門System Check

第84回 状態推定法による直流モータの異状検知 その1

<例 8・2>状態推定法による直流モータの異状検知

図8・5に分巻直流モータを示す。このモータのモデルは
次の非線形微分方程式で与えられる。

ここで、if:励磁電流、ia:回転子電流、ωr:回転速度、V:人力電圧、
Rf:励磁回路抵抗、Lf:励磁回路インダクタンス、Ra:回転子回路抵抗、
La:回転子回路インダクタンス、M:LaとLfの相互インダクタンス、
D:粘性負荷、J:慣性モーメント、である。ここであらかじめ想定する
モータの故障は次の通りである。

(A)ブラシ、整流器の故障→Raの増加
(B)回転子コアの亀裂などによる励磁回路の励化→La、Mの減少
(C)回転子回路の絶縁劣化→Ra、Laの増加
(D)回転子軸受の故障→Dの増加
(E)過負荷→D、Jの増加

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