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連載 制御工学Control Engineering

第44回 状態方程式の離散値化

第27回の式(2.14a). (2.14 b). (2.14 c)で示したように、式(2.29 c)で記述された
状態方程式はサンプル間隔τで離散値化でき差分方程式に変換できる。

33-equation01

離散値化された差分方程式は状態推移方程式あるいは、もとのまま状態方程式
と呼ばれる。上式でτ;サンプル間隔、t;連続時間、k;サンプル間隔τおきの
離散値時間である。

33_img1

状態方程式における入力u(t)が図2.32(a)に示すようにサンプル間隔τおきに
0次ホールド波形で与えられる場合、この離散値化は正しい。この時、離散値化
された差分方程式xk1の離散値解系列
x(k)は、もとの状態方程式の連続解x(t)のうえに正確にプロットされ、図2.32(b)の
ようになる。したがって、状態方程式、状態推移方程式はシステムの表現法の違い
だけで内容は等しいものである。
状態推移方程式は,データの取り扱いが離散的でありディジタル計算機に向いている。
計算機制御を行う場合には、システムは状態推移方程式で表現される。

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