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連載 制御工学Control Engineering

第40回 ブロック線図と状態方程式

第32回で述べた方法でブロック線図を比例要素と積分要素に分解すると、
分解されたブロック線図より容易に状態方程式を求めることができる。
この手順は次のとおりである。

(ステップ1) ブロック線図を比例要素と積分要素に分解する。
(ステップ2) システムの入力に変数um,システムの出力に
(ステップ3) 積分要素の出力に状態変数ylを割り当てる。
(ステップ4) 入力変数um、状態変数xnを信号の発信源、
状態変数の導関数dxdtおよび出力変数
ylを信号の受信源と考え、ブロック線図の約束より、
分解されたブロック線図より逆に方程式を求める。
ステップ4で求まった方程式が状態方程式である。

29_question01

categoly-line

q2-17_a_title

図(a)のブロック線図を表2.7(p.62)を参照しながら比例要素と積分要素に分解する。
制御装置をK1と(1+ sT2)/(1 + sT1)を分解する。
アンプ、モータの一次遅れ要素を分解する。この結果を図(b)に示す。

2-17_answer01

(ステップ2) 入力にu、出力にyなる変数を割り当てる。
(ステップ3) 図(b)に示すように、積分要素の出力にx1-x4,その入力に
dx4dt4を割り当てる。
(ステップ4)dx1では、%e2%91%a0k1
%e2%91%a1x1%e2%91%a2x4
と3本のチャンネルを通してu,x1, x4で発信された信号が受信される。
ブロック線図の約束に従って、

2-17_answer03

なる方程式がつくられる。まったく同様にして、次のような方程式が得られる。

2-17_answer04

ここで、

2-17_answer05

とすると、このブロック線図で与えられるシステムの状態方程式は、

2-17_answer06

と求まる。

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