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生産システムの異常診断入門System Check

第71回 情報推定法の異状検知・診断への応用 その4

上式において、式(8・16)より非線形要素、
路パラメータを含む項g(x、u、p、t)は落ち、式(8・15)、
(8・17)を利用すると

さらに、式(8・5)に式(8・4)のy(t)=Cx(t)+u(t)、
式(8・17)を代入すると

を得る。(1)に場合(u(t)=0、w(t)=0)、式(8・19)、
式(8・20)は次のように書ける。

条件(8・13)よりFは安定行列である。したがって
式(8・21)の解e(t)はt→∞とともにe(t)→0。
よって同式の(t)はt→∞とともに、(t)→x(t)となる。
すなわち、システムノイズ、観測ノイズが無い場合、式(8・5)で
与えられるフィルタの は漸近的に式(8・4)のシステムの正しい
状態x(t)に収束する。よってフィルタ式(8・5)は
システム式(8・4)の観測器である。

次に(2)の証明を行い。式(8・19)において、Fは安定行列、
Kv(t)-Mw(t)は平均0のノイズである。したがって時間が十分経過し、
e(0)=e0による過渡現象がおさまった後、e(t)はやはり平均0の
ノイズになる。式(8・20)においてHv(t)は平均値0のノイズ、
Hu(t)は平均値0のノイズ、Ge(t)も平均0のノイズであることにより
(t)=x(t)+(平均0のノイズ)となり、(t)はバイアス誤差を含まない。
したがって観測器式(8・5)による推定値(t)は、平均0のシステムノイズw(t)、
平均0の観測ノイズu(t)を含むシステムであってもバイアス誤差を
含まない推定値である。

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