7・3・2 確定的ARモデルの解の特徴パラメータとスペクトル関数
式(7・19)のARモデルにおいて、σε(k)=0,y0,y-1,……,y-M+1が
確定的な値とすると、このモデルは確定的差分方程式で与えられる。
いま

とすると、式(7・19)は次のような状態方程式で表される。

式(7・21)のベクトル差分方程式に対しても補3で述べるz変換は
まったく同じように適用できる。式(7・21)をz変換(補3参照)すると

を得る。上式よりx(t)のz変換X(z)を消去すると

を得る。式(7・23)は確定的離散値時系列データ〔=式(7・21)の解〕の
伝達関数と呼ぶことができる。式(7・23)のzに関する多項式D(z)を
特性多項式と呼び
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を特性方程式と呼ぶことができる。いま特性方程式の根(特性根)を
(z1,z2,……,zM)とする。