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生産システムの異常診断入門System Check

第69回 状態推定法の異状検知・診断への応用 その2

式(8.4)において、パラメータpと初期値x0は
未知で他はすべて既知とする。

いま式(8・4)の係数を含む次のような定係数線形常微分方程式で
記述されるフィルタ方程式を考える。

ここで、上式のベクトル、行列は次のように定義される。

Z(t):(n-m)次元のフィルタ状態ベクトル
:n次元ベクトルであり、ある条件(次に述べる)下で
     式(8・4)で記述されたシステムの入力、出力ベクトル
u(t)、y(t):式(8・4)のシステムの入力、出力ベクトル
W:(n-m)×n次元定係数行列でを満たす任意定数
S:n×m次元定係数行列、  G:n×(n-m)次元定係数行列
S、GはWが与えられると自動的に次のように与えられる。

[CQ]#:行列CQの一般化逆行列であり[CQ]#が求めるためには
次の条件が必要である。

K0:(n-m)×m次元の任意行列


式(8・6)~式(8・12)より定まる係数行列F、K、MB、G、Hを持つ
フィルタ式(8・5)は次の二つの条件[そのうち一つは式(8・8)]を持つ場合、
システム式(8・4)の状態観測器となり、式(8・5)の
式(8・4)のの推定値となる。

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