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生産システムの異常診断入門System Check

第60回 異状検知への応用その1

7・3・8 異状検知への応用

システムが正常と判断できる場合の測定データから、
上アルゴリズムを用いてARモデルを推定する。
このモデルは

7-73

とする。いま異状の可能性のあるシステムからの
測定データ{ya(t)}に上の正常時に推定された
ARモデルをあてはめ、次のように予測誤差を求める。

7-74

この予測誤差e(k)の統計的性質をsigmaipと比較検討する
ことで異状が検知できる。すなわち、e(k)が平均0で、
分散がsigmaの正規性白色ノイズの場合、{ya(k)}と
正常状態にあったシステムから測定されたデータ
{y(k)}は同じ統計的性質を持ち、システムは
正常と判断できる。それ以外の場合、システムに
異状が発生したことになる。具体的には式(7・73)の
sigmaipと式(7・74)の両者とも正規性に従うと仮定し、
sigmaip(k)、k=1、2,……、Nとe(k)、k=1、2、……、Naの平均値、
分散の等しい度合いを統計的に検定する。すなわち

正常な場合:(平均値)=0、(分散)=sigma2
異状の可能性がある場合:

7-75-76

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