図1.2、図1.4に示したように、システムの故障を誘発する基本原因は
環境ストレス、動作ストレスであった。部品、要素の故障の進行が2章で
述べたモデルに従うような場合、これらのストレスが定量的に把握できれば、
それらの部品、要素の寿命も予測できあらかじめ適切な処置を施すことが
できる。システムに加わるストレスの種類は千差万別であり、それを検知
するセンサ、計測方式も千差万別である。したがってこれらすべてを述べる
ことはできない。

表6.1は代表的ストレスとそれらを検知するセンサ例である。このような
センサで検出されたストレスは、電圧などのように、波形処理、データ処理
が容易な物理量に変換され,電気電子回路などを利用し,あるいはこの物理量
をA/D変換し計算機処理により、保全データとして使用できるように整理され
る。ストレスはオンライン検知を必要とするが、データ整理はオフラインでも
十分である。