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連載 制御工学Control Engineering

第4回 オートメーションと自動制御 その2

プロセスオートメーション、メカニカルオートメーションでは自動制御がこの分野を
支える基礎技術となっています。

プロセスオートメーションとは化学プラント、発電所、鉄鋼プラン卜などのような
大規模な装置を使う生産システムの自動化のことです。

このような装置において制御すべき量は温度、流量、圧力、 電圧、電流、化学組成
などの連続量であり、これらの量は基本的にバルブの開閉により調整でき、制御は
比較的容易です。
従って、この分野は早期に発展し、その基礎はエネルギー源が石炭から石油に
変換された1960年代でほぼ完成したと考えられます。

しかし、以上のようなプラントは、一般に大規模であったり、強い非線形性を含むなど、
制御するうえで困難な問題を含んでいる一方、うまい制御を実施し、例えば1%の効率
を向上することで、年間数億円のお金をセーブできるようなことも多く、現在でも多くの
研究開発が進められています。

図1.3は、蒸留塔とその制御システムを示しています。このシステムでも原液の濃度、
温度、圧力を計測してバルブの開閉によって制御が行われています。

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