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生産システムの異常診断入門System Check

第78回 時変形線形観測器 その1

8・2・3 時変形線形観測器

8・2・1では線形項を道パラメータ、非線形要素を含む項の輪で
記述されたシステムの異状検知用観測器設計について述べた。
ここではより一般的に既知のパラメータしか含まない非線形項目と、
故障により未知のパラメータを含む非線形項の和で与えられる
非線形システムの異状検知用観測器について述べる。
いま次の日線形常微分方程式で記述されるシステムを考える。

ここでX(t):n次元状態ベクトル、
u(t):s次元入力ベクトル、
y(t):m次元出力ベクトル、
f(x、u、pk、t):n次元ベクトル関数
(pkはこの関数のパラメータですべて既知とする)、
g(x、u、p、t):l次元ベクトル関数
(pは故障により変化する道パラメータとする)、
Q:n×l次元の既知定係数行列でrank[Q]=lとする、
C:m×n次元の既知出力係数行列。
いま状態ベクトルx(t)を次のように線形変換する。

ここで

y(t):式(8・25)のm次元出力ベクトル、
z(t):(n-m)次元部分状態ベクトル、
K0:(n-m)×n次元の行列で次の条件を
満たす任意行列。

式(8・28)はrank[C]≥tank[Q](m≥l)の場合、
適当なK0を選ぶことで満たされる。いま

とする。

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