【例7・2】スペクトル関数を利用した回転機械の異状検知
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図7・4に故障モードが異状振動として検出され、よく起きる
モータ支持

の故障例を示す。故障には次のようなものがある。
(a)負荷のアンバランス
(b)回転エネルギー伝達カプラー部のねじのゆるみ、摩耗
(c)ボールベアリングのボールの損傷
(d)モータ時支部のねじのゆるみ
(e)防振ゴムの劣化
異状の異状のいずれかが起こったとする。振動を振動センサ、
マイクロホン音響センサで検出しフーリエ変換する。
(1)スペクトル関数の絶対値|Ya(iω)|が
回転周期と同じ周期で極値を持つ場合、(a)の負荷の
アンバランスが原因と考えられる。
(2)回転周期と同じ周期で|Ya(iω)|が
極値を持ち、さらに始動、停止、速度を変えたとき高い振動成分が
現れる場合、(b)のカプラーの故障が原因と考えられる。
(3)音響センサで検出できるような高い振動数で|Ya(iω)|が
極値を持つ場合、(c)のベアリングの損傷が原因と考えられる。
(4)回転数と無関係に比較的遅い周期で|Ya(iω)|が極値を持つ
場合、(d)のモータ支持部のねじのゆるみ、あるいは(e)の
防振ゴムの劣化が原因と考えられる。
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【例7・3】原子炉の中性子雑音を利用した異状検知
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原子炉中の中性子雑音のパワースペクトル密度より異状徴候を
検出できることが報告されている。異状の場合、図7・5が示すように
高い周波数におけるスペクトル密度が小さくなる。
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